クロノスPerformance テレワークの勤務状況を客観的に把握
テレワークが浸透し、自宅での勤務が一般的になりつつありますが、自社におけるテレワークの勤務状況を客観的に把握することは、企業にとって重要な課題となります。
クロノスPerformanceでは、以下通り設定をすることにより、テレワークに関する各種情報(在宅勤務率)を、帳票(日別合計表)に表示することができるようになります。
クロッシオンの在宅勤務の作業日報はこちら
設定事例
設定方法
STEP1 [時間項目の設定]で在宅勤務の時間を計算する時間項目を作成する
メニュー[設定]から[時間項目の設定]にすすみます。
- [基本項目]タブ
005 所定労働の「有効」にチェックをつけます。
- [残業項目]タブ
- (1)「新規」ボタンクリックして「時間項目の追加」を表示します。このとき時間項目コードは自動で付番します。
- (2)追加した時間項目の「ユーザー定義名」に「在宅勤務」と入力します。
設定ができましたら「更新」ボタンをクリックして[時間項目の設定]を閉じます。
STEP2 [勤務区分]に在宅勤務の時刻を設定する
メニュー[勤務体系]から[勤務区分の登録]にすすみます。
- 在宅勤務を計算する勤務区分を新規登録します。
- (1)勤務区分コードに任意で番号を入力します。
- (2)勤務区分名を任意で入力して、時間テーブルに勤務開始時刻と終了時刻を入力します。
在宅勤務の時刻帯には「5:00~29:00」と入力します。
設定ができましたら「更新」ボタンクリックして[勤務区分の登録]を閉じます。
STEP3 [計算変数の設定]で在宅出勤率を設定する
メニュー[設定]から[計算変数の設定]にすすみます。
- 「新規」ボタンをクリックして「ユーザー計算式」を追加します。このとき計算式コードは自動で付番します。
- (1)計算名に在宅出勤率と入力します。
- (2)表現型は「比率(%)」を選択します。
- (3)計算式は「TC113/TC5」と入力します。
注意点:計算式に設定したコードはSTEP1の2-(1)で追加した時間項目コードになります。
設定ができましたら「更新」ボタンをクリックして[計算変数の設定]を閉じます。
STEP4 [勤務表]の「日別合計表」に在宅勤務に関係する項目を設定する
メニュー[日常処理]から[勤務表]にすすみます。
- 「設定」ボタンをクリックして「勤務表の設定」を表示して「日別合計表」を選択します。
- 「簡易フォーマット」をクリックしてSTEP2で作成した「勤務区分」と、STEP1で有効にした「所定労働」とSTEP3で作成した「ユーザー計算式」の計算変数コードを計算変数欄に登録します。