お客さま より
システム導入成功のポイント
今回、システムを導入するにあたり、会社がもっとも忙しい時期を選んで、あえてシステムを本稼働させました。一番大変な時期を乗り切れるならば、どんな時でも運用できると考えたからです。
結果、大きな反発を招くことも無く、システムを本稼働することに成功しました。
システムの導入をスムーズに実現できたポイントは、管理者からの従業員に対する意識付けにあったと考えています。出退勤打刻については、打刻にあたるタイミングで管理者から3ヶ月間の間通知を行い、確実に打刻してもらえるように心がけました。(当社の従業員は基本的にセミナー講師のため、イベントの開催時間を把握し、開始時刻と終了時刻の前に通知を行うようにしました。)
また、打刻漏れを生じてしまった際にも、該当の従業員を責めるのではなく、次回からは打刻してくれるように心理的なアプローチを行うように心がけました。
有給休暇についても、従業員が意識して取得と管理をしやすくなるように、毎月月初に通知メールを全従業員に送付しています。
今後の展望
当社としては、現在はシステム活用の第一段階と考えています。スマートフォンで出退勤を取ることと申請・承認をするという意識づけができた段階です。
実際には、すべての申請・承認をクロッシオン上で完結するにはいたらず、一部の申請は紙ベースで行っているものもあります。
次の段階では、すべての申請・承認をシステムベースで完結させるべく、従業員に浸透させていく考えでいます。
まだまだ、活用しきれていない機能もあるため、今後更なる業務効率化を進めていきたい考えています。
導入前
- 「直行・直帰」が一般的な就業環境のため、タイムレコーダーで打刻できないことが多かった。
- 2拠点が存在するが、勤怠データをそれぞれの拠点でバラバラに管理しなければならない。
- 打刻漏れが大量にあるため、従業員それぞれについて、出退勤時刻を確認し再入力する必要があった。
- 確認作業、再入力作業、集計作業に時間と労力を費やす必要があった。
- 各種「申請・承認」を紙ベースで運用していたため、すれ違いや、業務の停滞を生じることもあった。
導入後